手作業の効率低下や失注のリスクを抱えていたお客様に対し、製品設計の最適化から専用マシンの開発までをトータルで手がけ、課題の根本的解決を実現した事例となります。
手作業によるネジ止めがもたらす効率低下で生産が追い付かず、繫忙期の注文を逃がしていた過去。
従来のネジ止めによるオルゴール組立工程は、多大な人工と時間を要し、底板を手回しでネジ締めしだけでなく、専用の裏蓋も組み付ける必要があるため、卒業シーズンなどの繁忙期における急激な需要増にキャパシティが追いつかず、納期遅延による失注リスクを招ぐ可能性があります。

一体型ソリューション:単なる生産代行にとどまらず、ネジ止め不要とする製品の再設計から専用熱融着機の開発までをトータルで。
根本的な生産性向上のために製品構造そのものの見直しをご提案。ネジ締め作業と裏蓋部品が不要となる仕様へ再設計を実施し、オルゴール本体を機械にセットするだけで自動的に底部を熱溶着できる仕様に改良しました。

さらに、ワンプッシュで強固に接着できる専用の「熱圧着機」を自社で設計・開発。製造コストが60%削減され、効率は5倍以上に向上しました。繁忙期の需要を十分カバー可能となりました。製品と専用設備をセットで提供する、兼六ならではの一体型ソリューションを構築しました。

自動化への移行で生産効率向上とコスト削減を両立、納期遅延ゼロの「確実性」を。
専用熱圧着機の導入と製品構造の最適化により、組立工程が標準化・単純化され、製造効率は大幅に向上。人手不足や人件費という課題の中でも、製造コストを最小限に抑え込むことに成功しました。これにより、手作業による品質のバラつきが消えて品質が安定しただけでなく、繁忙期の大口注文にも動じない強固な供給体制が確立され、納期遅延ゼロ・機会損失ゼロという確実な交期管理をお客様のビジネスにもたらしています。