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大阪の試作品・部品加工・量産のご依頼は兼六ジャパンへ

  • その他
2024.03.30

工業製品の開発において、構想段階から量産導入までのリードタイムは半年から3年ほどかかります。スピードやコストダウンが求められる現代のビジネス環境では、工数の短縮=生産工程の最適化と効率化が強く求められています。中でも、その第一歩が試作品の製作。試作品の出来栄えは後の量産フェーズでの成否を大きく左右する要因となるため、製品に限りなく近い条件で試作を行い、入念な検証と評価を行うことが不可欠です。本記事では、この課題に応える兼六ジャパンの特徴とともに、工業製品開発における試作と量産についてご紹介していきます。

 

1. 工業製品の試作とは

試作とは、製品や商品を本格的に製造・販売する前に、そのアイデアや機能、デザインなどを試験的に製作し、評価や検証を行う工程のことを指します。試作品の製作を通じて、製品の機能や性能、デザインの適合性や問題点を確認、改善を加えることで、量産化に向けた準備を進めます。試作品の製作は、製品の品質向上やコスト削減、市場投入前のリスク軽減など、製品開発プロセスにおける重要なステップの一つです。

このフェーズでは製品の設計図面を準備し、プラスチックや金属などの部品を加工できる専門業者に依頼して製品に必要な部品を揃える必要があります。

 

2. 試作から量産に至るまでのステップ

工業製品開発における試作はプロジェクトの進捗度、目的に応じて各フェーズで行います。

 

  1. デザイン試作 : 外観のみ完成品に近い状態の試作
  2. 原理試作 : その製品のコアとなる機能の検証のみを目的とした試作
  3. 機能試作 : 製品仕様を全て満たす機能の検証を目的とした試作
  4. 量産試作 : 完成品と同等の外観と機能を全て反映した試作
  5. 量産 : 金型などを用いて製品を大量生産する

 

3. 工業製品の量産とは

試作フェーズにて十分な検証結果が得られた後、各種加工機・生産ライン・金型などを準備して数千、数万といった製品を製造する工程を指します。量産フェーズでは一つ一つの製品が品質基準を満たしつつ定められたコストや期間内で製品を生産するなかで、不良率の改善、手順の効率化、部品や原材料の安定調達といった課題が存在します。

このフェーズでは部品の製造から組立、検査、梱包といった工程ごとに専門業者に依頼し、管理する必要があります。

 

4. 兼六ジャパンでは試作から量産まで異材質、多部品でも一括サポート

製品化にはスピードやコストダウンが求められる一方、試作や量産では様々な準備や協力会社との交渉が必要になることから、プロジェクトの担当責任者には多くの負担が生まれます。兼六ジャパンはこういったお悩みを一手に引き受けるため、異材質/多部品問わず設計から試作、量産に至るまでのルートを構築しており、製品納期やコストの圧縮を力強くサポートすることが可能です。

 

5. Q&A

Q:金型費用を抑えたい

年間の金型生産量も多いため、金型費用を安価に抑えられるだけでなく、金型・成型ともに同一工場で製作していることから、試作に何度もトライすることが可能です。また、試作で使用する金型を量産にも流用しており、素早く金型を起工し、納期短縮を実現しています。通常、量産で用いる金型は鋼材で作られる高額なもので、試作品を製作するたびに金型を作成するとコストと時間がかかる場合がございます。

 

Q:試作品の製作はどれくらい必要か

製品の難易度によって、複数回の試作品製作を繰り返すこともあれば、部分的に新しい機構や難易度が高いモジュールだけを繰り返し製作することもあります。*単品の部品加工もお受けしています。

 

Q:部品の調達もお願いできるか

異材質・多部品の調達も一括で委託が可能です。ご予算を言っていただければ即検討させていただきます。
また、納品前に事前に当社で部品勘合チェックも可能です。万が一、部品同士の干渉問題が起こった際にもスピーディに対応します。お見積もりから品質チェックまで担当者様の工数を大幅に削減します。

 

Q:小ロットや短納期でも対応可能か

製品によっても異なりますが、小ロットから対応可能です。ご希望の数量からベストなご提案をさせていただきます。他社で断られた案件や短納期の案件も大歓迎です。まずは、お気軽にお問い合わせください。

 

代表的なご質問以外も、こちらのページにおまとめしております。

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